宴ノ湯(人と楽しむ)
人の欲望は見たくない。だから自分の欲望も見せないほうがいい。薫香も同じ。香を焚いている、香水をつけているとわかると、人を緊張させる。
褒められるとうれしい。だから他人や他人の持ち物を褒めるのは美徳。褒められたいから見せるのは、嫌われる。
人は自分が主人公の物語を生きている。自分以外は脇役に過ぎない。人の物語に入っていって、脇役として、主人公を喜ばせてあげる。
発信者の存在感が薄いほど、相手の防御本能(心の免疫反応)を刺激しないから、素直に受け入れられる。邪気の無い香り、音楽、絵、文字、言葉は、人と人をつなぐ、人を和ませる、一緒にいるのを楽しませてくれる。